ソーラーサーキットの家は、
床暖房ではなく、蓄熱暖房機で家全体を温めます。
蓄熱暖房機は、中に石(レンガ)が入っていて、
深夜電力を使って夜間に石を温め、
その輻射熱で家全体を温めることになります。
下の写真のようなものです。(横130cm、高さ65cm、奥行き30cmほど)
そのため、深夜電力が安くなる電力料金プランを選択します。
さらに、次の選択をします。
・オール電化にするか
・お風呂と台所のコンロだけは、ガスにするか
私は、オール電化を選びました。
理由は、
・ガス引き込み工事費用がもったいない
・IHヒーターの安全性の魅力
でした。
(T工務店で5年前の当時の建築物件の7割が
オール電化を選んでしました。)
夫は、ガスレンジにこだわりました。
中華料理などでよく見かけるフライパンを浮かして、
フライパンの中の食材をひっくり返すことが
できなくなることがガスにしたい理由でした。
月に1回程度しか台所に立つことのない夫に対し、
毎日3食以上台所に立つ私の希望は、さすがに優先させてもらいました。
太陽光発電の設置の話もありました。
国による設置に対する補助と余った電気の定額での買取制度がありましたので、
私は太陽光発電による自家発電をしたいと思いました。
しかし、夫は反論をする余地もないほど、反対でした。
理由は、太陽光発電の設備の耐久年数が10数年ということでした。
10数年後に撤去かやり替えか…、
なんらかの対策が必要になることが煩わしいとのことでした。
オール電化にすることだけでも、大きく夫の反発を買っていましたので、
これ以上闘う体力は私には残っていませんでした。
オール電化という選択が良かったのか、
太陽光発電システムを設置しなかったことが良かったのか、
迷い、考える事態がこの先、起こることになるとは、
全く当時は思いもしませんでした。
そのことは、いずれまた書くことにします。
つづきはまた('_')